日曜日は、恵比寿LIQUIDROOMへ行ってきました。
以前、このサイトでも紹介したとおり、超豪華イベントでした!(参照:5月の注目イベント)
さて、この日は、とてもショックなニュースがありました。
デイリースポーツ朝刊より、
ロックンロールの神様が、本当に神様になってしまいました!
これはショックですね。清志郎さんは、おそらく日本でいちばん世間に受け入れられている“ロックンローラー”だと思います。現に、僕自身も、30歳くらい年の離れた母親と、唯一、音楽で話が合うのはRCサクセションだけでした。なので残念です。
そんな中のイベントでした。
会場に着いたら、もう始まってました。
JAPAN-狂撃-SPECIAL
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ディスクレビュー
久しぶりのJAPAN-狂撃-SPECIAL。3月のレコ発以来です。(参照:セカンドシングル「朝日」発売記念“INSTANT NIGHT SPECIAL”)
会場の扉を開けたら、もう「VIVA! なめんなよ」でした。急いで最前列行って暴れました!
続いて、メンバー紹介から「NO.1」でした。
そして、狂撃は今月27日(水)にメジャー1stアルバム「This is なめんなよ」を発売するみたいです!そして、その中にも収録されている「なめんな音頭」やってくれました。この曲が、音源になると思うとうれしいですね。
そして、終盤は「カミカゼロード」、最後は「朝日」でした。
終止暴れまくってたら、体力の8割くらい使い果たした気がします。
ゲタカルビ
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元アナーキーのメンバーからなるバンド、ゲタカルビ。観るのは初めてでした。
アナーキー同様、旧国鉄の制服、いわゆる“ナッパ服”で身を固めたメンバーが登場。“親衛隊”とよばれるファンも同じ格好をしていて、迫力がありました。
1曲目は、外道の「香り」のカバーで“ゲ・ゲ・ゲ・ゲ・ゲゲゲ…ゲタカルビ”と歌ってました!
そして、亡くなった清志郎さんにも言及して「雨上がりの夜空に」を1フレーズだけ演奏するシーンもありました。
そして、DAMNEDの「NEAT NEAT NEAT」を“派遣切りさ世の中は…右も左もありゃしねぇ”と茂節全開の曲もやってました。
そして、最後はアナーキーの「東京イズバーニング」、「ノット・サティスファイド」と立て続けにやってくれました!
- 東京イズバーニング/アナーキー
まさか生で、しかも白昼堂々この2曲(もちろん無修正Var.)が聴けるとは思いませんでした!
THE PRODIGAL SONS
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元ZIGGYのメンバーからなるロックバンド、THE PRODIGAL SONS。観るのは初めてでした。
いわゆる“宝島”でいうところの“バッド・ボーイズ・ロック”というやつでした。(もはや死語なんでしょうか?)
音は、オトナのロックという感じで、横ノリのロックでした。
お客さんも年上のお姉さんばかりでした。
普段なかなか観ることのないバンドだったので、貴重な経験でした!
KENZI
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日本の80年代を象徴するパンクバンド、KENZI & THE TRIPSのボーカルKENZIさん。
代表曲「BRAVO JOHNNYは今夜もHAPPY」でライブスタート。ライブが始まるやいなや、80年代のライブハウスにでもタイムスリップしたんじゃないか?と思うくらい、なんかコテコテの80年代くささを感じました!
- BRAVO JOHNNYは今夜もHAPPY/KENZI & THE TRIPS
終盤には、カバーアルバム「パンク歌手と呼ばれて」から、西城秀樹さんの「傷だらけのローラ」をカバーしてました。
あっという間に終わった印象がありました。
SA
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楽しみにしていた、SA。観るのは初めてでした。
「RUNNIN' BUMPY WAY」でライブスタート。初SAが大好きな曲だったので最高でした!
そのあとは、ほとんど知らない曲ばっかりでしたが、“Oi Oi Oi”と拳を突き上げ汗だくでした!
最後は、「DELIGHT」でした!
- DELIGHT/SA
男前のTAISEIさんの男前のMCに、長年のギターヒーローNAOKIさんの舌を出す感じも良かったです!
アツかったです!最高でした!
Zi:LiE-YA
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ボーカルの柴山さんは60歳を超えている!という、Zi:LiE-YA。ベテランです。観るのは初めてでした。
音は、ハードロックに、独自の日本語詩があって、かなり特徴的でした!
特に、「うれしい気持ち」は印象的すぎました!
強烈です!
毛皮のマリーズ
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今や、飛ぶ鳥を落とす人気バンド、毛皮のマリーズ。観るのは半年ぶりくらいでした。
いつもどおり愛のテーマが流れて、「LOVE DOGS」でライブスタートしました。
続いて、今や代表曲である「愛する or die」やってくれました。
そして、僕がマリーズの曲の中でいちばん好きな「犬ロック」もやってくれました!「犬ロック」は、僕にとってマリーズの“ロックンロール名場面集”的なイメージそのものの曲で、未だにセットリストにあるというのがうれしかったです!思わず飛び跳ねました!
続いて「ビューティフル」、新譜「Gloomy」から「恋をこえろ」、2nd「マイ・ネーム・イズ・ロマンス」から「REBEL SONG」なんかをやってくれました。今回のイベントは、レコ発ツアーではなかったみたいで、新譜「Gloomy」からの選曲は少なかったみたいです。
最後は、志磨さんひとりで、アコースティックギターで弾き語りしてました。
来週も観に行く予定なので、期待が高まりました!
THE BACILLUS BRAINS(THE 日本脳炎)
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こちらも楽しみにしていた、THE BACILLUS BRAINS。最近は日本脳炎の初期音源ばっかり聴いてるのでとても楽しみでした!
人気曲「香港カフェ」でライブスタート。ライブ始まるやいなや前列ではモッシュの嵐でした!
- 香港カフェ/THE BACILLUS BRAINS
後半は、初期音源から「そりゃないぜ」、「BACILLUS BRAINS」、「畜生BOOGIE」なんかもやってくれました!
そして、最後は「MIDNIGHT SAVAGE」でした。
やっぱりカッコいいです!
怒髪天
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トリは、ご存知、怒髪天。今回、このイベントに来ていたお客さんのほとんどは怒髪天目当てで来てたみたいでした。
序盤は「労働CALLING」なんかもやってくれました。
- 労働CALLING/怒髪天
そして、ボーカルの増子さんの饒舌なMCもすばらしかったです!雑誌等で“押しも押されぬオッサンバンド”と紹介されていることに腹が立ってるみたいでした。
終盤は「はじまりのブーツ」などもあり、最後は、イベント名に“TOWER RECORDS presents”とあるとおり「NO MUSIC, NO LIFE.」やってくれました。
アンコールも大盛況で終わりました!
ライブ終了後は、DJでRCサクセションの「雨上がりの夜空に」が流れ、フロアを離れずに盛り上がってました。
そして、出口付近には、清志郎さんの“NO MUSIC, NO LIFE.”のポスターが貼られていました。
清志郎さんは亡くなってしまいましたが、清志郎さんのつくった曲や文化は、いつまでも残っていくでしょう。
ご冥福をお祈りします。