ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌〈エレジー〉・高校与太郎音頭@池袋新文芸坐

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ビーバップの映画観てきました。

 


ビーバップ・ハイスクールは、漫画で読んだことがありますが、実写映画はまだ観たことがなかったです。今さら観てきました。

 


池袋の新文芸坐という、いわゆる名画座に行ってきました。

2月は、黒澤満監督の追悼企画ということで、その一部であるビーバップ・ハイスクールのリバイバル上映がありました。

 


会場に着くと、短ラン、中ラン、長ランの人ばかりで、そこかしこでカツアゲが横行して、、、るわけもなく、映画好きな新文芸坐の常連さんがほとんどという感じでした。

 


僕みたいに、昔のパンクのレコード聴く感覚でビーバップの映画も観とこうって人は皆無だと思います。

 


この日は、ビーバップのアクション監督である高瀬将嗣監督のトークショーもありました。(還暦ということで赤いパーカーということです。)

 

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シリーズ1作目の戸塚(極悪な高校)の学ランのモデルになった学ランも持参して下さったみたいです。

 

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トークは、撮影の裏話も聞かせていただきました。

ビーバップの映画の特色として、ケンカのアクションシーンは、顔以外は本当に殴っているそうです。

ビーバップの役者は、全国の本当の不良を集めてキャスティングされて、不良はアクション覚えられないためそういうやり方になったということです。

 


その他にも、ブログに書けないような内容の話も聞かせていただき、とても充実な時間でした。

 

 

 

ということで本編は、2本立てでした。

 


1本目は、シリーズ2作目の高校与太郎哀歌〈エレジー〉。

城東工業高校の不良による、ボンタン狩り、鼻エンピツなどビーバップを象徴する内容でした。

城東工業の不良、テルの狂気っぷりが最高でした!

とにかく、セリフの一つ一つが輝きまくっているというか、全曲A面シングルのアルバムみたいな、とにかくこれだ〜!って思いました。

そして、学校のマドンナ、泉今日子役の中山美穂がマブい!

 

 

2本目は、シリーズ4作目の高校与太郎音頭。

北高校の不良による下克上の物語。

役者やキャラクターが定着していて、安定した感じがありました。よりビーバップ全体の世界観が細部に感じられる作品でした。

不良の非道さも巧妙でした。

 


改めて、ビーバップ・ハイスクールって魅力的な作品だと思いました!